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対岸の彼女

対岸の彼女_b0039373_1018506.jpg角田光代著書。直木賞受賞。あらすじを読んだらおもしろそう
だったので、借りようと図書館にいけば、6人待ち(-_-;
一応予約を入れましたが…読めないとなると尚
読みたくなったりして。「ダヴィンチ・コード」の方もずっと
見掛けないと思っていたら、こちらも6人待ち。
こっちはもう少ししてから、予約を入れるかな(^-^;
同時期になってもキツイし…

今、ザッと単純に計算して、3ヶ月待ちって事か・・・
え?GW(@_@)?畏るべしベストセラー。

楽しみに待っていよう。
多分、本屋には走らない・・・・・・でしょう。(笑)

出版社からの内容紹介ーーーーー
大人になれば、自分で何かを選べるの?
女の人を区別するのは女の人だ。
既婚と未婚、働く女と家事をする女、子のいる女といない女。
立場が違うということは、時に女同士を決裂させる。






最初ちょっと話しに入っていけなくて、ダラダラしていたのだが、
途中からは加速度が付いて、あっという間に読み終わった。
本の紹介には「負け犬」「勝ち犬」の文字が踊っていたが、
そんな負けも勝ちもなくて、ほんと良かった。
それを感じさせるニュアンスもなかったし。この言葉、個人的には
余り好きではないので。
本当の友達とは、どういうものか・・・
どう見つけていくか。巡り会うのか。

大人になれば自分で何かを選べるようになるの?大切だと思う人を
失うことなく、いきたいと思う方向に、まっすぐ足を踏み出せるの?

この文章が心に残る。大人になったから、全て自由で、手に入るのか?
と言えば、そうでもない。いきたいと思う方向に足が踏み出せない事も
多い。どの年代になってもずっともがいているような気がする。
縛られているものから自由になりたいと思うのだが、なかなか
そこから抜け出す事は難しい。結局折り合っているような。

by t.4.2.vm_ski | 2005-01-28 19:17 | books